これでファン離れ加速?

近鉄オリックスの合併が正式調印。

プロ野球大阪近鉄バファローズの親会社である近畿日本鉄道は27日、基本合意していたオリックス・ブルーウェーブとの球団合併に伴う契約をオリックスと結んだ、と発表した。しかし、詳細は明らかにせず、来月8日のオーナー会議の最終承認を得て公表するという。近鉄側は新球団の運営が軌道に乗った場合、3年後には球界からの撤退を検討する方針だ。 

 この日、近鉄大阪市内の本社で取締役会を開いて、最終的な内容を了承した。新球団の出資比率はオリックスが8割、近鉄は2割。合併が認められた時点で、近鉄球団の運営会社である大阪バファローズは解散。新球団をオリックスの運営会社のオリックス野球クラブが運営して、近鉄がそこに出資する。 

 オリックスが主体となる新球団名は、「オリックス・バファローズ」に決定。フランチャイズ(保護地域)は大阪、兵庫の両府県に設定したいとしていたが、野球協約に「ホーム・ゲームの50%以上を実施しなければならない」と定められている専用球場は、大阪ドームに決まった。 

 近鉄の本社幹部によると、オリックスとの間では3年後をめどに条件を見直す方針になっている。新球団が新たなファンを獲得して大阪に根付いていった時点で「近鉄としては引き続き球団を保有する必要性が薄れる」として、出資分の譲渡を考えるという。

朝日新聞

近鉄の株主がこんな形で、選手会こんな形で抵抗を見せるが、大きな抵抗になりそうにない。
プロ野球をつまらなくした諸悪の根源のオーナーはうまく逃げてあとは放ったらかし。責任感のかけらもないトップたちの既得権を傘にした醜い争いは、ファンを減らすというか、野球離れをも生むだろう。
近鉄も合併じゃなくて黙ってライブドアに売っときゃ高く売れて即撤退できたのに…。合併はビジネスとしては失敗、自分たちで主導権とれずにコケるのがオチ。パルケでコケて借金背負う羽目になるのもよく解る。