バレーで久々にお目にかかったまともなご意見

字数的に多分携帯からは書ききれないので帰宅後書きます。

『ミスをしても観衆から励ましコールがもらえるバレーは野球やサッカーよりまだまだ甘い』

「ヨーコさん女子バレー凄い人気ですよね!」と声を掛けられたのは、バレーボールワールドグランプリの視聴率が同時間帯に放送されていたジャイアンツ戦を上回ったと発表された直後の事でした。
 というわけで、先週末に最終ラウンドのために仙台に戻ってきたチームを見に現場に行ってきました。日本のチームの健闘に加えて、ありがたいことにメディアのバックアップもあって外国チーム同士の対戦カードもほぼ満員。かつては好カードでも日本戦以外は空席が目立っていた事を考えると、とてもうれしかったです。
 サッカーファンを見ていると、代表チームや特定選手のファンだから見るというだけでなく「最高のプレー」見たさに海外まで出かけていきます。(私もスペインに行きました。)少しずつではありますが、バレーにもそういうファンが増えつつあるのは良い傾向だと思います。このあたり野球はどうなんでしょうか。交流戦プレーオフ以外にも、もっと打つ手が必要なのでは?
 バレーに戻ります。近年まれな最悪の内容だったキューバに日本が勝てなかったのは、大事な場面でのミスがあったから。そして再びそのミスした選手の打順が回ってきた際に、何と観衆から「ガンバレ!」と励ましのコールが起こり、それがまたプレッシャーとなって再びミス。
 サッカーや野球なら罵声、怒号が飛んできそうな基本的なミスです。ファンといういわゆる「シロウト」の人たちにそのような声をかけられたことを猛省してもらって、腕がちぎれそうに鳴るまでサーブの練習をして欲しい。
 プロとして大成するためには頭で考える前に体に覚えこませる事ですね。野球も同じですよね。

出典は東スポヨーコ・ゼッターランドの『ヨーコのベースボールカフェ』より

ネットにこの記事は無いんで全文転載してみましたid:dhalmelさんどうぞ。
せっかくヨーコにまともな記事書いていただいたんですが、残念な話として女子バレーを見る層の多く、言い方は悪いけどいわゆる『おんなこども』が大人の読み物である東京スポーツを読むとは思えないなという事。*1そして東スポを読む層からしたら『そんなの当たり前じゃん』の一言でケリがついてしまう事。*2
中田久美もテレビではしゃいだ選手達に『てめぇらぁ〜、コノヤロ〜』と言えるならこういうまともな意見を言ってみやがれっていうお話。

*1:このワールドGP見てこんな事言う連中が東スポなんか読むはずが無い・・・。

*2:バレーを見ない人たちからしたらこの意見が少数派であるなんて思ってもいないだろうなというギャップ・・・。