場面は4Q残り2秒70-72で2点ビハインド、JOMOタイムアウト明けの攻撃。

JOMOは大神・吉田・内海・川畑・山田。スローを入れるのは吉田、あなたならどうしますかって言うお話。
後半の追い上げは当然のように大神・立川の個人技、山田は残り3分の時点で三谷相手に2度連続ゴール下で抑え込まれベンチに下がるような状況。*1
タイムアウト明けで山田を入れてきたJOMO。私は当然山田のゴール下で勝負だと思っていましたが、実際は大神3Pのエリアから少々中に入っての2点ミドルで外れるという選択肢で非常に中途半端な形で終わりました。*2

まずこの場面でどういうパターンがあるかを考えると

  • 山田のゴール下で2点を狙う、あわよくばバスカンなんか貰えたら3点までというもの。
  • 大神のミドルからロングレンジの2点。
  • 大神で3Pサヨナラ勝ち。
  • それ以外の選手でなんかする。*3

確率の問題で行けば普通に山田を選択するんだと思うんですよこのケース、確かに三谷に抑えられてベンチに下がっているという流れはありましたが、山田が三谷に3回連続抑え込まれる可能性を考えても大神で3点取るよりも山田でバスカン付の3点取る可能性との比較で行っても一番可能性が高いのはココだと思うわけですよ。現にココまで山田は20分程度しか出ていないわけですし。あの場面で山田で勝負できないというのはそれこそJOMOが山田を獲得した意図とかそういう根底の部分からの否定になるんじゃないんですかね?
それじゃあ何故今回大神だったのかを考えるとJOMOの主将でありエースでもある大神に任せたいという意識がはたらいたんだと思うわけですが、それ以外に大神で行くメリットって山田をカムフラージュで少しでも人の目をそらさせるという効果はあったと思いますが・・・。
大神に関しても2点取りに行くのか3点取りに行くのか動きそのものがはっきりしていなかった様に感じたので、より一層ベンチがこのタイムアウトでどんな指示を出しているのか、非常に興味がありました。

ただ、試合終了後にJOMOサポの方とこの件について話をしたら、あそこは内海の判断が正しいし、アレは大神の2点取るプレーだって一刀両断にされたとさ。

*1:ココが最初のポイント

*2:3Pを打つ余裕は充分あったと思う、ただ場所的にはベースライン沿いの大神の3Pが入るエリアではなかったが。

*3:普通これは無い、山田がゴール下にいる以上混み合っている訳ですから山田の露払いが当然この場合の川畑や内海はそれを求められるはずですから。