16日に行われた浦和競馬最終日、的場文男騎手(50=大井・松浦備)が出走前の騎乗馬に蹴られて負傷した。この日最初の騎乗となるはずだった7Rのパドックで、ホッカイエレガント(牝5)に近づいたところ突然左脇腹を蹴られて転倒。騎乗予定だった4クラはすべてキャンセルとなり、すぐに浦和市立病院に搬送された。検査の結果「左下部ろっ骨骨折の疑い」と診断され、左ひ臓と左腎臓からの出血も確認された。意識ははっきりしているが集中治療室に入っており、出血が止まらなければ手術する可能性もあるという。

 的場文は1956年(昭和31年)9月7日、福岡県生まれ。73年10月にデビューし、同11月に初勝利を挙げた。以来、リーディングを大井で21回、全国で2回獲得するなど、地方のトップジョッキーとして活躍。昨年3月には浦和で地方5000勝を達成した。通算成績は2万6390戦5249勝(うち中央で99戦4勝)。

[2007年2月17日8時51分 紙面から]

的場さんのいない南関東競馬なんて面白くないから早く帰ってきてください。そして今年こそ東京なんちゃらを・・・。