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 今週25、26日の中央競馬開催を決定したJRAは23日、午前中に行われた出馬投票を済ませた1321頭に対して全頭検査を行い、新潟記念キーンランドCの2重賞を含めた全3場(札幌、新潟、小倉)の出走馬を発表した。

 出馬投票は通常より4時間早い午前8時からスタート。今週の出走希望馬2012頭に対して実施した第2回疫学調査(20、21日)で「陰性」(非感染)となった1831頭中、1321頭が出馬投票された。同10時45分に投票を締め切った後、JRAはこの1321頭について同日夜まで全頭検査を実施。そのうち、41頭が陽性(陽性率3・1%)と判明した。陽性馬を除き、再び「陰性」となった1280頭中、1278頭(2頭が投票辞退)が午後8時15分から再投票を行い、賞金順などの除外を除いた1039頭が3場の出走馬に決まった。

 24日には25日の全レースと26日の新潟記念キーンランドCの枠順が決まる予定。中止となった18、19日の代替開催について、JRAは「24日以降に発表予定」としている。

 また、出走予定馬に対する検査とは別に、JRAが公表している「インフルエンザ発症状況」(トレセン、競馬場在厩馬の発熱頭数と熱発馬のうち検査で陽性反応を示した頭数)の22日集計分では、新たに発熱馬40頭、うち陽性馬9頭が分かった。特に、栗東では発熱馬が25頭(21日が18頭)と前日より大幅にアップ。依然として“終息”には程遠い状況だ。

20・21日に陰性だった馬が出馬投票やって、再検査して41頭も陽性に変わってる訳でしょ、当然そこからレースまでに陽性に変わる馬だって出てくる可能性も充分にあるわけですからやっぱり開催すべきじゃ無いだろ。ただJRAがそういうリスクに無頓着で競馬やるって言う以上こっちが自主的に回避するしか防衛手段は無いよね・・・。