獲得でいいのかな。


 8クラブが競合した駒大の大型ボランチ菊地光将(21)が23日、川崎Fに入団を決めたことが明らかになった。オファーのあったクラブに断りを入れ、川崎F入りする意思を伝えた。

 1メートル82と長身の菊地は、川崎F向島スカウトが「バネがあって空中で止まって見える」と絶賛する身体能力が武器で、足元の器用さも兼ね備える。守備能力が高くDFも出来、ユニバーシアード代表にも選ばれた。今春卒業する大学生の中では目玉の1人で、名古屋、浦和、磐田、大分などJ1、J2合わせて8クラブが争奪戦を繰り広げていた。

 「青い山脈」と言われる川崎FのDF陣だが、1メートル80以上の長身3バックは伊藤が29歳、寺田が32歳、箕輪が31歳といずれもベテラン。世代交代を進めるために即戦力として早くから菊地に注目していた。最後は名古屋との一騎打ちとなったが、11日のホーム浦和戦を観戦した菊地は「雰囲気がいい」と決断。浦和東高の先輩で日本代表GK川島の存在も大きかったようだ。流経大と対戦する、25日の関東大学リーグ最終戦終了後の週明けに正式発表される。

 ◆菊地 光将(きくち・こうすけ)1985年(昭60)12月16日、埼玉県生まれの21歳。浦和東―駒大。3年時に全日本大学選手権3連覇に貢献。今季は関東大学リーグで17試合に出場し、4得点1アシスト。1メートル82、72キロ。

DFも出来るという事でなかなか良い補強ですね。