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 バスケットボールの北京五輪女子世界最終予選第3日(スペイン・マドリード)は11日に1次リーグを行い、A組の日本はラトビアに69-83で敗れ、通算1勝1敗でA組2位となった。13日の五輪代表決定戦ではB組1位(チェコアンゴラ)と対戦し、勝てば2大会連続の五輪出場が決まる。

 日本は第4Qで攻撃の足が止まってしまった。第3Qまで61-58と3点リードしながら、第4Qで奪った得点はわずか8点。高さを生かしてゴールをねじ込んでくるラトビアに逆転され、最後は14点差をつけられた。エースの矢野は「後半の肝心なところでミスがでた」と悔しがった。

 世界ランキングは日本の15位に対してラトビアは26位だが、長身選手ぞろいの難敵だった。日本は計10本の3点シュートで対抗。矢野が20得点、三谷が16得点と攻撃の主軸が着実に得点を重ねた。守っても運動量でカバーする粘り強さを発揮。日本らしさは十分に発揮しただけに、内海監督は「こういう試合を勝ちにつなげないといけない」と反省した。

 B組1位との五輪代表決定戦に勝てば北京行きが決まる。決して簡単ではないが、日本らしい戦いが最後までできればチャンスはある。

日本らしい戦い方をしたらどこか1Q息切れして勝てないという事だと思います。

<女子バスケット・北京五輪世界最終予選:ラトビア83-69日本>◇11日◇予選リーグA組◇マドリード

 日本の内海知秀監督は勝機を逃しての敗戦を悔いた。第3クオーター(Q)までは粘り強い戦いを見せ、ラトビアを苦しめた。第2Q終盤には大会前に「考えていない」と話していた相沢優子(シャンソン化粧品)と大神雄子(マーキュリー)のPG2人を同時に起用。交代で入った石川幸子シャンソン化粧品)らも活躍するなど采配も光っていた。

 だが、第4Qで大型選手をそろえるラトビアの高さをいかした攻撃の前に一気に逆転されると万事休す。
「自分たちのバスケはできている。ただ、リバウンドやフィジカル勝負に持っていかれると仕方ない部分はある」と振り返った。


 【マドリード=共同】バスケットボールの北京五輪女子世界最終予選第3日は11日、当地で1次リーグを行い、アテネ五輪に続く出場を目指すA組の日本はラトビアに69-83で敗れ、1勝1敗で同組2位となった。日本は13日の五輪代表決定戦でB組のチェコアンゴラと対戦、勝てば五輪切符を手にする。

 日本は長身ぞろいの相手に手を焼いた。第3クオーターに矢野良(富士通)が得意の3点シュートを次々と決めて優位に立ったが、3点リードで迎えた第4クオーターに体格の差を生かされて力負けした。

 ラトビアが2勝で同組1位となった。

 4点を追って迎えた第3クオーター、矢野良が3点シュートを次々とねじ込んで逆転した。流れを引き寄せたかにみえたが、最後は14点の大差でラトビアに屈した。大神は「40分間頑張ってこそ結果は出るもの」と厳しい視線で思い返した。

 「走って勝機を探る」(矢野良)という対抗策は間違っていない。走力のある相沢や吉田の投入でリズムを変え、相手防御を惑わせた。前半は劣勢だったリバウンドでも控えの石川や矢代が踏ん張った。着実な底力の伸びを感じさせたが、20得点の矢野良も、石川も「肝心な場面で足が止まった」と声をそろえた。

 世界の進化は目覚ましい。ラトビアなど欧州の新興国は以前は大柄な選手を集めて力任せな印象だったが、機敏な選手を適所に配置。この日も190センチ台の選手が器用に3点シュートを決めた。日本はどうか。矢野良はアテネ五輪後の強化を疑問視し「身長は伸びずに年齢だけ上がった」と苦笑した。体力の消耗が激しい日本は次第に連係が崩れ、集中力が途切れた。

 立ち止まるわけにはいかない。収穫と課題を抱えて五輪代表決定戦に挑む。 (共同)

 ■内海知秀・日本監督の話 終盤まで非常にいい場面をつくれたが、勝負どころで簡単に得点を許した。こういう試合を勝ちにつなげないといけない。

凄いね、大会中に1選手が首脳陣批判展開しますか。自らも肝心なところで足が止まった事を認めたうえで・・・。
そりゃねゲームで20点取りゃ、基本的にはケチがつけられないですよ、ただ主力の選手が大会中にそれ言う時点でダメだわ。チームとして終わってるし、自覚が足り無すぎるし私がこの人を評価して無い部分としてモロに出るもんな・・・。
選手としては凄いとは思いますが、人間的にリスペクト出来ないというか、重厚さに欠けると言うかあまりに薄っぺら過ぎる。

それもこれも元を正せば結局アテネの反省も無かったツケがこういう『無策』という形で露呈するんですね・・・。
合掌。