改名


 アイスホッケー・アジアリーグの昨季覇者王子製紙が28日、今季から「王子イーグルス」に名称変更することを発表した。王子製紙は1925年(大14)に「王子イーグル」という社内の同好会組織からスタート。同名で数年間活動しており、ワシの名が約80年ぶりに復活することになる。

 アジアリーグ国内4チームの中で愛称がなかったのは王子製紙だけだった。昨季、リーグ初優勝を果たし、より市民に愛されるチームづくりを目指し、名称変更に至った。武田芳明部長(54)は「日本製紙クレインズ(鶴)に対抗しているわけではないが、チーム結成時もワシだったので、イーグル以外は考えられなかった」と話す。これに合わせ、ビジターのユニホーム、チームロゴもワシをあしらったものに変更した。ホームゲームは昨季までと同じユニホームで戦う。

 新名称は9月4日に韓国で行われるプレシーズンマッチから正式に使用される。城野正樹監督(38)は「去年の優勝のことは忘れ、心機一転、連覇を目指したい」と誓っていた。

王子製紙もいよいよ名称変更に踏み切ったのね。