フライング☆ラビッツ記事


 日本航空JAL)の女子バスケットボール部をモデルにした映画「フライング☆ラビッツ」(瀬々敬久監督)が13日、公開初日を迎え、東京・銀座の映画館「丸の内TOEI1」で、主演の石原さとみさん(21)、真木よう子さん(25)らが舞台あいさつを行った。映画出演で改めてバスケットの魅力を感じたという石原さんは「皆さん! バスケットはお好きですか?」と客席に問いかけ、「私はスポーツの中でバスケットが一番好きです!」と満面の笑みで宣言した。

 映画は、直木賞作家・深田祐介さんの「翔べ!ラビッツ」(文芸春秋社)が原作。実在するWリーグ所属のバスケットボールチーム「JALラビッツ」をモデルに、客室乗務員(CA)の仕事をこなしながらバスケットにうち込む女子社員たちの姿を描いた青春ドラマだ。チームメートとして女優の滝沢沙織さん(27)、元ミスマガジンのタレント、鹿谷弥生さん(20)ら、監督役には高田純次さん(61)、マネージャー役に白石美帆さん(30)を起用した。

 バスケットのシーンについて、石原さんが「ずっと走っていた印象。(監督が長回しで撮るので)『何でカットかからないんだろう』と思ってやっていた」と話すと、真木さんも「本当にすごい大変だった。素人なので付いていくのに必死で、パスがもらえないのがすごく悲しかった」とつらい撮影を振り返った。また、高田さんは「僕は監督として、全編韓国語ということでね……非常に難しかったです」、「僕が怒って灰皿を投げるシーンなんかは……あっ、ここはカットになったのかな」などと“テキトー発言”を連発、会場の笑いを誘っていた。


バスケ未経験者の新人客室乗務員が強豪チーム「JALラビッツ」のメンバーとして、恋に試合に奮闘する物語。主演の石原さとみ(21)はバスケ経験者で「皆さん、バスケットはお好きですか? 私はスポーツの中でいちばん好き!」と漫画「スラムダンク」のヒロインと同じ名言を披露。真木よう子(25)は「撮影では本気で試合をやってたんですけど、素人だからパスをもらえなくて悲しかった」と、いつものクールキャラで語っていた。


 東映フライング☆ラビッツ」には主演の石原さとみ(21)、真木よう子(25)ら美女が集合。石原は約500人の観客に「映画は楽しかったですか〜っ?」と元気にあいさつ。「9月になって、学生さんは学校再開、サラリーマンのみなさんは中間報告というのがあるんですよね?」と、大人びたトークで笑いを誘った。題材にちなみ、8人の登壇者が各6個ずつ、サイン入りミニバスケットボールを客席に投げ入れると、劇場には「こっちー!」などと観客の絶叫が渦巻いた。


 女優、石原さとみ(21)が13日、東京・銀座の丸の内TOEI(1)で、主演映画「フライング☆ラビッツ」(瀬々敬久監督)の初日舞台あいさつを行った。

 客室乗務員(CA)が仕事にバスケに恋にと奮闘する物語。劇中でバスケの腕前を披露した石原は「改めてバスケが大好きなんだと実感しました。撮影はとにかくずっと走ってた。リアルな汗とスピード感が出ていればうれしい」と笑顔。同僚CAを演じた女優、真木よう子(25)は「ついていくのが大変でパスがもらえなくて悲しかった」と苦笑い。最後はサイン入りミニバスケットボールを会場に投げ入れ、観客を喜ばせた。