WPS諸々


 来年4月に始まる米女子プロリーグ(WPS)のワシントンから1巡目指名を受けた日本女子代表のMF沢希穂(30=日テレ)が、米国移籍へ前向きな姿勢を見せた。17日、早大の特別講義「トップスポーツビジネスの最前線」にゲストで登壇。約300人の学生を前に「条件が良くてプラスになるなら、もう一度アメリカへ行きたいです」と話した。

 代理人のユン・テジョ氏は「今月末までには条件が来ると思う」と説明。ワシントン側から具体的に条件提示され次第、沢の意見を聞いた上で本格的に交渉する意向。アトランタ・ビートに所属していた03年にリーグが休止し、帰国を余儀なくされた沢は「まだ(情報が)はっきりしていない」と慎重だが、日テレ側は本人の意思を尊重する姿勢だ。リーグ体制や条件に問題がなければ2度目の海外挑戦に踏み切る可能性は高い。


 沢と同じ日テレ・ベレーザに所属する日本代表のFW荒川は米女子プロリーグのベイエリアから指名を受けているが、関係者によると移籍かチーム残留かで悩んでいるという。同ボストンから4巡目指名された日本代表FW大野はクラブ側に残留の意思を示しており、国内でレベルアップを図ることになりそうだ。
どう決断するにしろ悔いの無い決断をして欲しいですね。