ありゃま


 アイスホッケー男子のアジア・リーグに参戦している西武が今季限りで廃部することが18日、分かった。背景には世界的な金融危機の影響があるという。アメリカンフットボール日本社会人Xリーグの名門オンワードも経営環境悪化を理由に解散を発表するなど、金融危機の影響はスポーツ界にも深刻な影を落としている。

 西武は堤義明元オーナーの下、アジア・リーグの前身の日本リーグに、西武鉄道が66年の第1回から、国土計画(のちにコクドに名称変更)が72年の第7回から参戦。コクドは日本リーグで13度、西武鉄道は10度の優勝を誇り、常にアイスホッケー界の中心的存在として君臨してきた。しかし、西武グループ再編の過程で03年に西武鉄道が廃部となり、コクドと合併。チーム名を「西武」に変更した。同年に創設されたアジア・リーグにも参加し、これまでに2度の優勝を飾ったが、夏以降急速に悪化した世界経済の影響でチームの維持が苦しくなり、ついに今季限りでの廃部に追い込まれた。すでに廃部の決定は17日に選手にも伝えられたという。

 日本アイスホッケー連盟の関係者は「アイスホッケー界にとっては一大事。連鎖反応が起きかねない」と懸念する。38回の歴史を誇ったかつての日本リーグがアジア・リーグに移行したのも、全盛期に6チームで実施されたリーグが、不況による企業撤退で4チームに減ってしまったためで、連鎖的に他のチームが脱落すればリーグの存在自体が危うくなる。

 企業による強化が中心の日本のスポーツ界は今回の金融危機の影響で廃部や休部に追い込まれるところが続出しており、今後もさらに増えるのは確実。アイスホッケーの象徴的存在の西武の消滅が多方面に大きな影響を及ぼすのは間違いない。

何、西武廃部・・・、合併した揚句・・・。
ちょうど先週『敵と合併するくらいなら破産を選ぶ』なんて話を取り上げたわけですが、今回は敵と合併した揚句廃部ですから・・・、ヲタ続けていたら発狂ものですな。
それにしても来年オリンピック予選をやるというタイミングで・・・。
アジアリーグ終わるな、これでは・・・。