大世吟じる


 大会方式が大幅に変更される09年アジアチャンピオンズリーグACL)1次リーグの組み合わせ抽選会が7日、UAEドバイで行われ、日本から出場する4チームの対戦相手が決まった。2大会ぶりの出場でタイトル獲得を目指す川崎Fは、1次リーグ突破後のトーナメントで優位に立つため1次リーグの1位通過を絶対目標に掲げた。第1戦は3月11日に行われる。

 07年大会以来、2年ぶりの出場となる川崎Fが1次リーグでの“1位通過”をノルマに上げた。この日夜、千葉県内で行われたFW黒津の結婚披露宴に関塚監督、チームメートらが出席。浦項(韓国)、天津泰達(中国)、セントラル・コースト(オーストラリア)と同組になったことを伝え聞いた関塚監督は「(決勝トーナメント1回戦は)1位のチームがホームでできると聞いてますから」と1位通過を目標に定めた。

 大会方式が大幅に変更される今季は各組上位2チームが16強に進出。決勝トーナメント1回戦は一発勝負で行われるが、各組1位通過チームのホームで開催されることから「そこを考えてやらないと」と1位通過のメリットを最大限に生かす考えだ。

 日本代表MF中村は「そんなに簡単じゃないと思うけど目指すはタイトル」と日本としては3年連続のアジア王者を狙う。07年のACLで初先発初ゴールを決めた北朝鮮代表のFW鄭大世チョン・テセ)はお笑いタレント天津木村をマネて「何だかいけそうな気がする〜」と吟じ、タイトルへの意欲をみなぎらせた。

 ◆ACL新大会方式 ACLは今年から開催方式が変更。競技力に加え、クラブの法人化や商業面などで厳格な参加基準を求めた。参加14カ国に2枠ずつ均等配分した出場枠を見直し、今年からは“実力”に応じて配分を増減。日本や韓国など強豪国からは4チームが出場する。前回優勝チームへの出場権付与と1次リーグ免除もやめ、出場チームを29から32へ増やした。優勝賞金も60万ドル(約5600万円)から150万ドル(約1億4000万円)へ大幅に増額。従来以上にハイレベルな戦いが予想される。

あると思います(笑)
それはともかく、今回は前回以上の成績残してくんなきゃイヤですよ。