残念・・・。


 昨年の秋華賞馬でドバイ遠征中のブラックエンブレム(美・小島茂、牝4)が、2月5日のケープヴェルディS(ナドアルシバ、GIII、芝1600メートル)の挑戦を断念することになった。28日の調教後に発症した鼻出血によるもので、診断後の20日間は出走停止という規定に則って、8日後のレースは自動的に出走できなくなったもの。

 ドバイ入り後も同馬は順調に調整され、28日の本場馬調教でも軽快な動きを披露していた。好調子をアピールしていた矢先のことで、関係者はショックを受けている。現地からの報告を受けた小島茂調教師は「これまでも仕上げの課程でエンブレムにはまま見られたこと。でも止血剤の使用は禁じられているし、無理も強いられないので回避せざるを得ない。出血といっても、わずかなもので今後のレースに影響はない」と語った。

 今後はドバイ2走目に予定していた2月20日のバランシーンS(GIII、芝1777メートル)に向けて、全力を注ぐことを誓った。

とにかくバランシーンSに向けて何とか調整していただきたいですな。