ありゃりゃ・・・。


 国内トップクラスの種牡馬アグネスタキオンが22日夕、急死したことが分かった。詳しい死因は不明だが、心臓まひとみられる。11歳だった。牧場関係者の話では、けい養先の社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬入り、8年目を迎えた今年も年頭から順調に種付けをこなし、シーズン終盤となった今月も体調に異変はなかったという。

 競走馬時代には、デビュー4連勝で01年皐月賞を制覇。ダービーでの2冠制覇が有力視されていたが、屈腱炎を発症して引退。「幻の3冠馬」と呼ばれた。志半ばでターフを去ったが、引退後はさらなる脚光を浴びることになった。02年春に種牡馬入り。初年度産駒が早い時期から次々に勝ち上がり、その中からロジックがNHKマイルCに優勝。2世代目には桜花賞有馬記念などを制したダイワスカーレット、3世代目には皐月賞キャプテントゥーレ、ダービー馬ディープスカイなど大物産駒が登場。昨年はJRA種牡馬リーディング首位に輝いた。サンデーサイレンスの後継種牡馬候補No.1だったトップサイヤーの突然の訃報。早すぎる死が日本の競馬に与える影響は計り知れない。

 ▼アグネスタキオン 父サンデーサイレンス 母アグネスフローラ(母の父ロイヤルスキー)牡11歳 競走馬時代は栗東長浜博之厩舎所属 馬主・渡辺孝男氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績4戦4勝 総獲得賞金2億2208万2000円 主な勝ち鞍は皐月賞弥生賞=01年、ラジオたんぱ杯3歳S(現ラジオNIKKEI杯2歳S)=00年。

ディープインパクトがまだ海のものとも山のものともわからない状態ですし今の段階でタキオン失うのは社台は痛いんじゃないかな・・・。