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 サントリーホールディングスが、冷凍食品大手のニチレイから清涼飲料事業を買収することで大筋合意したことが28日、明らかになった。買収時期は平成22年内を予定し、買収額は十数億円規模となる見込み。早ければ28日に発表する。  サントリーは、キリンホールディグスと経営統合交渉に入っている。サントリーは、酒類以外に清涼飲料も事業の柱に据えているが、茶系飲料や炭酸飲料などが主体で、果汁・野菜飲料はやや手薄だった。このため、同分野の強化を進めるには、ニチレイが強みを持つアセロラの果実を使った果汁飲料事業の買収が効果的と判断したもようだ。

 サントリーは、事業買収後も、ニチレイの「ニチレイ アセロラドリンク」の名称はそのまま使う方向で検討している。ニチレイアセロラ飲料事業の21年3月期の売上高は55億円。