名前の通りの腕っぷしだった・・・。


 障害の現役最多勝(207勝)を誇る田中剛騎手(48)が、引退することが分かった。同騎手は79年デビュー。2年目の80年に中山大障害を制するなど、早くから障害戦で頭角を現した。度重なる落馬負傷で計15回の手術を受けたが、不屈の闘志で克服。97年12月には、日本人として初めてフランスのジャンプレースに優勝するなど、ジャンプ界の鉄人として君臨してきた。

 だが、今年5月31日のレース騎乗(東京8R9着)後に受けた精密検査でけい椎に異常が判明。医師から「同じ部分を再び負傷すれば生命にかかわる」と忠告を受けた。「悩んだが、肉体的な限界も感じており、現役続行はあきらめることにした。悔いはありません」と田中剛JRA通算364勝、中山大障害4勝を含む重賞13勝、優秀障害騎手賞5回など、輝かしい成績を残してムチを置く。今後は調教師を目指し、柄崎厩舎の調教を手伝いながら、10月の1次試験突破を目標にする。

田中剛騎手引退ですか・・・、平場でもたまにでかいの持ってきてましたよね。