優勝なんですが・・・。


日本ハムは6日、西武を延長十二回、サヨナラで下し2年ぶり5度目のリーグ優勝を果たした。就任2年目の梨田昌孝監督(56)が胴上げで3度宙に舞い、本拠地に詰め掛けたファンから大きな声援が送られた。06年に44年ぶりの日本一に輝いてから4年で3回のリーグ制覇を成し遂げた日本ハムは、開幕前の下馬評が当てにならない戦国パ・リーグにあって一時代を築こうとしている。

 前2年チーム打率が2割5分台、本塁打も2年連続2けたの最下位に終わり、貧打の解消がテーマだった日本ハムはオフに守護神のマイケル(M.中村)と工藤を巨人に放出、強打者の二岡と林の獲得を断行。さらに梨田監督は糸井を中堅に抜擢するなどポジションごとの競争意識をあおった。シーズンに入ると、序盤からチーム打率が一時3割を超える好調な打線に引っ張られ、4月中旬から首位を快走。特に9番に座るプロ16年目の金子誠が5月上旬まで打率4割をキープするなど、規定打席に3割打者が4人並ぶリーグ一の打線に変貌した(10月5日現在)。

 投手陣もWBC帰りの絶対的エース・ダルビッシュを軸に、菊地と宮西が台頭して厚みを増したリリーフ陣が支え、マイケルが抜けた穴はセットアッパーを務めて来た武田久がスライドして、セーブ王を確定させるほどの安定した活躍を見せた。

 7月、交流戦を優勝して波に乗るソフトバンクに首位を明け渡したが、すぐに奪い返し、同月下旬には9連勝、さらに8月中旬まで球団新の9カード連続の勝ち越しで2位に最大7ゲーム差をつけて独走態勢を築くかに見えた。

 ところが終盤に入って、インフルエンザの集団感染による主力の大量離脱や、ダルビッシュが右肩の疲労と腰の張りで2度の離脱を余儀なくされ、2度の6連敗を喫するなど一時の勢いを失い、8月28日に優勝マジック「29」を点灯させたものの、苦しい戦いが続いた。それでも最後は球団初のクライマックスシリーズ(CS)進出と地元・仙台開催を目指して猛追する楽天を振り切って、優勝のゴールテープを切った。

まぁ、CSもあるしそんなに優勝って言ってもねぇ・・・。
そもそもよく優勝できたわな。
ダルビッシュしか規定投球回数到達してないし、そのダルも今年は故障で消えた時期もあったし。
八木の復活は確かに大きかったけど武田勝、スウィーニー、藤井、多田野といった先発陣はまぁ、あてにならないし。
登板試合数より少ないイニング数の宮西が7勝もしていること自体由々しき状況だと思いますし・・・。
打線は確かに想定外が多かったですね、春の珍事だった金子の4割とか糸井がその象徴だとは思いますが。
稀哲も怪我での離脱が多かったし、二岡もあの程度でしたし・・・。
せっかく優勝できたんだしまた日本シリーズに出ていただければ良いかな。