ずれてる


 横浜が今オフに日本ハム藤井秀悟投手(32)の獲得に動くことが20日、分かった。同投手は8月に出場登録日数が8年に達し、国内移籍が可能となるフリーエージェント(FA)権を取得。横浜の球団幹部は「先発投手は絶対に補強しなければいけない。藤井がFA権を行使するか分からないが調査は進めている」と明言。チーム防御率が2年連続リーグワーストと先発陣の補強が急務となっており、先発で実績十分の藤井をリストアップしている。

 2年連続最下位に沈み、今季2ケタ勝利を挙げたのはエースの三浦のみ。来季も、三浦、寺原、ランドルフ以外は計算が立たず、守護神・山口を先発に転向させるプランも検討されているなど駒不足は深刻だ。若林オーナーも「やっぱり投手力だよね。若手も頑張らないといけないけど原因は明らかなんだから」と投手陣再建へ補強の必要性を口にしていた。

 藤井はヤクルト時代の01年に14勝をマークして最多勝を獲得。日本ハム移籍後も先発ローテーションの一角を担い、今季は7勝を挙げて2年ぶりのリーグ優勝に貢献した。横浜がFAで投手補強するのは02年オフにダイエー(現ソフトバンク)の若田部を獲得して以来7年ぶりとなる。藤井はFA権の行使について「オフにじっくり考えます」と明言を避けているが、今後の動向が注目される。

いくら投手がいないからといってFAで大枚はたいて、どうにか10勝出来るかどうかのレベルの投手を取るというのは筋のよい話とは思わない。そして記事にあった若田部が大洋に来てどんな成績を残したのかを思い出してみましょう・・・。