アンカツ降ろされる


 今春の2冠牝馬ブエナビスタ(栗・松田博、3)が、安藤勝騎手に替わり横山典弘騎手(41)=美浦・フリー=との新コンビで有馬記念(27日、中山、GI、芝2500メートル)に向かうことが8日、分かった。

 ブエナは桜花賞オークスを1番人気で連勝。復帰戦の札幌記念で2着に敗れると、陣営は表明していた凱旋門賞挑戦を断念し、国内に矛先を向けた。しかし、秋華賞は他馬に対する進路妨害で2位入線も3着降着。雪辱を期したエリザベス女王杯では逃げた2頭がそのまま残る展開。1番人気で2戦連続3着と不本意な競馬が続いた。

 ブエナに騎乗する横山典騎手は今年、ロジユニヴァースで念願のダービー制覇。秋はカンパニーの主戦として天皇賞ではウオッカを破り、マイルCSも優勝を飾り、コンビのラストランを最高の形で締めくくった。8日現在、JRA102勝で全国リーディング5位。前記のGI3勝など今年はすでに重賞11勝を挙げ、2位(小牧太騎手=7勝)を大きくリード。先週行われたワールドスーパージョッキーズシリーズでは14年ぶり2度目の優勝を果たすなど、今年の競馬界を代表する顔だ。放牧に出されているロジユニヴァース有馬記念回避が決定的で、年末GPで有力な騎乗馬がいないことも騎乗依頼につながったようだ。

 今年の中央競馬では、2年先輩のウオッカ牝馬初の7冠を達成したが、ブエナがノリの手綱で牝馬最速のGI4勝を決めるか興味深い。

サンデーレーシングすげーな。
札幌記念は騎乗よりは調教師の作り方の問題だと思うけど、秋華賞エリ女は確かにやらかしたけどアンカツ斬るかぁ・・・。