意味不明


 有馬記念で10着に終わったコスモバルク(牡8、北海道・田部)が日本での現役続行を断念し、アイルランドに移籍することが27日、決まった。レース後、オーナーの岡田繁幸氏(59)が明らかにした。来春から1年間の期限付きで同国で走る。

 史上最多の6度目の出走となった有馬記念が、国内ラストランになった。陣営は8着入線をメドに進退を決める考えでいたが、岡田氏は10着の結果に即断した。「一生懸命走っていますが、やはり結果が伴わないと。今回で国内は引退し、来春からアイルランドで走らせることに決めました」と語った。

 アイルランドでもう1年現役を続け、その後ビッグレッドファーム(北海道新冠町)に戻り功労馬として余生を過ごす予定。岡田氏は「牧場で余生を送らせることが、若くて元気なバルクにとって必ずしも幸せだと思わない。海外移籍はバルクへのご褒美。どの程度やれるのか見てみたい」と説明した。

 国内外で通算48戦10勝。中央G1制覇こそかなわなかったが、3歳時の皐月賞では1番人気に推された(2着)。06年にはシンガポール航空国際Cを勝ち、地方所属馬初の海外G1ウイナーにもなった。田部和則師(63)は「すべてが思い出深いレース。今はただただありがとう、そう言いたい。数え切れない苦難を乗り越えてきたバルクなら、海外でも必ず結果を残してくれるはず」とエールを送った。

川崎のC1のマイネルラヴ産駒*1に芝の2400mのレースで負けた馬ですから引退でよろしいんじゃないでしょうかね・・・。