気持ちとしては蹴りたい


 落馬による左腕骨折で戦列を離れていた昨年のリーディングジョッキー内田博幸騎手(39)が、フェブラリーSで41日ぶりに復帰する。今週は1鞍だけで、入魂の一戦。サクセスブロッケンのパートナーとして連覇を狙う。

 17日の朝は美浦で2頭に騎乗した。いずれも追い切りではなく坂路1本と軽めの調整。先週火曜日以来の馬上の感触だった。「先週は調教に乗って腕をひねった。それで悪化したので100%では出られないし、迷惑がかかると思って先週の復帰はやめた。今週は思ったよりもいい状態」と語った。

 サクセスブロッケンの陣営には100%で乗れないかもしれない、と伝えている。だが高嶋オーナー、藤原英師は騎乗を強く望んだ。「オーナー、調教師も、内田でいきたいと言ってくれた。自分のできる最大限のことをして大事な一戦に臨みたい」と期待に応えるつもりだ。水曜以降も土曜まで毎日調教に騎乗してぎりぎりまで回復に努める。「不安なところはない。やると決めたのだから、強気で行く」。昨年、首、頭差の接戦を制したのは内田の手腕によるところも大きい。だから陣営もこだわった。8戦連続のコンビ。厚い信頼関係で結ばれている。

まだメイチ乗れる情況ではないということは間違いなさそうなんですが、流石にサクセスブロッケンに大庭は乗せられないってことですよね。w