ここ一番でマツクニ仕事発動


 ダービーに出走を予定していた有力馬の1頭ダノンシャンティ(牡3)が取り消されることが28日夜、分かった。JRAは骨折を確認。症状など詳細は29日、松田国英調教師(59)が栗東トレセンで発表する。同馬は今年のNHKマイルCを1分31秒4の日本レコードで圧勝。金曜前売りで3番人気に支持されていた。
 『史上最強』と評されるほど好メンバーが顔を揃えた今年のダービーに激震が走った。ダノンシャンティが骨折のため大一番を目前に出走を取り消す。前走のNHKマイルCを芝1600メートルの日本レコード(1分31秒4)で完勝。ダービーの有力候補に躍り出て、金曜前売りではヴィクトワールピサペルーサに続く単勝8.7倍の3番人気に支持されていた。

 26日の最終追い切りは坂路で800メートル53秒3(ラスト200メートル12秒6)を馬なりでマークして、僚馬モンテクリスエスと併入。ただ27、28日と厩舎周りでの運動のみと、軽めの調整に終始。「レースまで馬場には入れません。走る馬ほど背腰を痛くしやすいので、気をつけています。脚もとに不安とか、カイバを食べないからというわけではありません。競馬でいい状態になるように、必死になってやっています」と、27日に説明した松田国調教師。28日も「いい意味でギリギリの状態。無事にレースを迎えたいですね」と、愛馬の体調が整うことを祈っていたが…。

 今年のNHKマイルC出走組は4着サンライズプリンスがレース後に右前浅屈腱炎、6着のエーシンホワイティが右トウ骨遠位端骨折(右前脚の骨折)を発症して戦線離脱。日本レコード決着を走ったダメージは相応にあったようで、ダノンシャンティもその例にもれなかった。

マツクニなので遅かれ早かれぶっ壊れるとは思いましたがよりによって最低なタイミングで・・・。orz
馬券的にも買うつもりのない上位人気馬がいなくなるのは非常によろしくない・・・。orz