規定路線+α


 汗と涙の完走だ!!

 最後の50メートルは力を振り絞って猛ダッシュ。7時間の制限時間ギリギリの6時間53分53秒でゴールテープを切り、苦手だったマラソンを克服した。

 ゴールでは同じチームKに所属する宮澤佐江(20)らに迎えられ、抱きあって号泣。「みんなのことを考えながら走りました。苦しかったです」と声を振り絞った。

 スタート直後からサンケイスポーツ取材で公約した「完走」を目標に、マイペースを持続。20、30キロ前後でややペースが落ちたものの、走りを止めることなく、見事走り切った。

 昨年10月、一部週刊誌でマルチクリエイター、広井王子氏(56)を自宅に泊めた記事が報道された。交際について完全否定したが、秋元は騒動の責任を取って自らチームKのキャプテンを辞任。マラソンは「支えてくれた方々に一からリスタートで頑張る自分を見せたい」と決意した。

 初フルマラソン挑戦を表明してわずか1カ月。多忙な仕事の合間を縫って週2回の自主トレを実施。100キロ以上も走り込み、万全を期した。

 筋肉疲労などから左ひざに痛みはあったが、沿道でヒット曲「会いたかった」を流すファンの温かい応援に加え、給水地点でメンバーの梅田彩佳(22)と増田有華(19)からメッセージ入りのスペシャルドリンクを手渡され、前田敦子(19)と高橋みなみ(19)からレッスン着などを贈られたことも快走を後押しした。

 「すごく素直に温かみや優しさを感じられるようになった」と秋元。

 さらに、目標を達成した彼女にご褒美が待っていた。総合プロデューサーの秋元康氏(54)から、キャプテンの返り咲きのみならず、宮澤、梅田、増田とともに新ユニット「DiVA」のメンバーに選ばれたことが言い渡された。

 「DiVA」は4月27日にエイベックスからデビューすることが決まり、秋元は「精いっぱい務めたい。みんなを遠巻きに見ていた分、今までと違ったキャプテンになりたい」と抱負。AKBのハングリー娘が新たなスタートを切った。

ちょっ、DIVAって・・・、もっちーに亜美菜・・・。orz