おりたさんの質問に対する私なりの答え

バスケではWリーグで昨年まで富士通今年からシャンソンで指揮を執る李玉慈さんや、昨季までデンソーで指揮を執っていたが解任された河淑禮さん、2部であるW1甲府クィンビーズのHCで先日WJBL選抜を率いてマレーシアで好いお仕事をされた炭田久美子さん、又そんなに遠くない未来には今回代表のアシスタントコーチをやっている萩原美樹子さんなど徐々にでは有りますが女性指導者の数も増えていますが、
バレーで女性指導者って言う話は中国で朗平がやったことがあるくらい*1であんまり聞かないです、昔江上由美さんが今は亡き小田急ジュノープレイングマネージャーやったことあるくらいです。(special thanks id:dhalmelさん)もしかしたら今期辞めた斎藤真由美とか、一時期オレンジ・アタッカーズJrを見ていて、アメリカでやっていた経験が活かせそうなヨーコ・ゼッターランド辺りがやればもしかしたら面白いかもとは思いますが、引退してだいぶ経っている中田や大林・益子辺りのタレントさんでは到底無理でしょう。あと男子バレーのやっていることを女子の方にも持ち込みたいという思惑もあるので代表監督が男なのは仕方ないと思います。
それから外国人監督招集は一般ファンの大半は既に気がついていますが老害小島だの松平だのが死なない限りどうにもならないというのが現実です。シドニー権利獲りに失敗して危機感を募ったと思ったのですがまだ昔の名前に胡坐かいてる協会の上が消え去ってくれないとねぇ・・・。

まぁ選手、ソレも素質のある選手がここんところ全員精神面が弱すぎるんで吉原までなれとは言わないが、大山加奈栗原恵、代表に呼ばれなくなった熊前知加子アンパンマン満永ひとみなんてところがもう少し図太い性格だったらココまで酷くは無いと思います。根性あると思う娘は世界と戦うにはやはり致命的なマイナスが多いんで・・・、竹下にしろ、高橋にしろ大懸*2にしても。ソレもこれもファンが甘すぎるところにも問題はあると思う。バレーがもし強くなるには協会の年寄りが居なくなって、選手が精神面を逞しくして、ファンが日本は弱いことを自覚するところからスタートしないと何も始まらないと思います。という意味ではバレー界はまだ何も始まっていないというのが私の持論です。

柳本のゴタゴタの件に関して一言付け加えるとすれば今は亡き東洋紡オーキス監督時代には毎年3月の恒例行事として在庫一斉処分という名の入団1〜2年目選手の大量首切りをやってた人だから、チームのマネージメントに失敗してこんなことが起きても不思議ではないという感じはしてます。*3晶一のダメなとこ探せばきりが無いけど個人的には前任である現NEC監督吉川正博、前々任である同じく現NEC総監督葛和伸元に比べれば数段ましだと評価していたんですが・・・。

  • [か]女性の指導者は、学生レベルまではそこそこいます。ただ実業団となると、現在はV1リーグの柏エンゼル・クロスの吉田昌子監督*4くらいですね。既出の丸山さんは主人・貴也氏とともに小田急創部時に招聘され、藤田幸子、高橋有紀子*5移籍と同じく始まった岩本監督第一次政権誕生までプレイングマネジャーとして活躍した。主人はそのままコーチとして残り指導を続けたが、小田急の履き違えの理由*6により解散となるまで監督など*7を歴任した。
  • [か]柳本の在庫一斉処分は、時としてチームをまとめるキャプテンをホシたりもしていた。あとは、小田幸、佐藤和美などもったいないの一言に尽きる。

*1:代表だったかクラブチームだったかちょっとごっちゃになってるんで・・・。

*2:今は成田だけど

*3:バレーは基本的に小さな所帯で1チーム20人居たら大所帯なんですね、そして当時の東洋紡は毎年6〜7人獲ってほぼ同数の若手が辞めるという特殊なサイクルで選手入れ替えをしていました。

*4:アメリカ女子代表監督・吉田敏明氏の妻

*5:のちにシドニー五輪ビーチバレー代表

*6:発起人の会長が死去し、突然「関東ローカルの企業にとって全国リーグは宣伝にならない」などとぬかし出した。

*7:一柳現JT監督や岩本洋のもとでコーチとして活躍し、廃部発表と時を同じくして最後の監督となった