未だに、こうは思ってもらえないのですか?

今回は本番に出たことを喜ぶべきで、ここで得た経験を少しでも次回に生かせればいいと思う。メダルの話なんてまだ時期尚早。国際的な競争力を完全に失い置いていかれたチームが、たった1年そこいらで急激な強化が完成してメダルを狙える位置まで来るとは考えづらい*1。こういう考えはファンも含めてバレーに関わる全ての人が過去の栄光から脱却できていない証拠にすら思えてしまう。
あくまでもアテネ
北京への踏み台でしかない
いまだにそういう感覚の持てない、持ちきれない人が多数派とは、バレーファンも気持ちの切り換えというか、長期的視点が完全に欠如しているよ。その場だけでよければ絶対すぐに冬の時代が来る。五輪でメダルはステータスではあるが、当然といわれる覚えはない。少なくともここ数年のバレーの環境では。

*1:国内で行われた2つの国際大会の異常な盛り上がりは選手に「自分たちは強い、やれるんだ」という"正解とはいい難い"感覚を植えつけたともいえるだろう