教祖河本の青田買い


バレーボール国内最高峰のVリーグ(来季からV・プレミアリーグ)に初の中学生選手がデビューする。岡山シーガルズ入団が内定した大阪国際大和田中(大阪府)3年のセッター堀口夏実選手(15)。来年1月6日から岡山市であるリーグ開幕3連戦での出場も予想され、注目を集めそうだ。
 堀口選手は兵庫県伊丹市出身。165センチと長身ではないが中学生離れした巧みなトスワークが持ち味で全国中学大会で昨年準優勝、今年もベスト8入りし、優秀選手に選ばれた。小学3年からバレーを始め、同中の総監督を務めるシーガルズの河本昭義監督に磨かれ、3年間で急成長した。
 Vリーグは次年度の入団予定者が「内定選手」として出場できる規定があり、堀口選手は10月中旬から週末ごとに岡山でシーガルズの練習に参加。ネットが9センチも高く、ボールも一回り大きくなるが「徐々に慣れてきた。スピードと高さが格段に違い、中学生にはない攻撃が体験できる」と高いレベルを楽しんでいる様子。河本監督は「リストが柔らかく、トスに独特の間がある。十分に通用する」とベンチ入り12人に起用する考えだ。
 中学生のVリーグ入りは前身の日本リーグ時代を含め、40年の歴史で初めて。1980年に中学3年で全日本チーム入りし「天才セッター」と呼ばれた中田久美選手も日立で日本リーグデビューしたのは高校1年。日本バレーボール協会の山岸紀郎専務理事は「高いレベルの中で、もまれることは大きな経験になる。次代の全日本入りを期待したい」と話している。
中田久美御大以来の中学生ですね・・・。ただ結局ルートセールスの大阪国際ラインからだからこれを一概にどうこうは・・・。それから12人に入れるって言うのは岡野弘子の次の評価なんですか?