とりあえず存続?


岩手県議会は19日夜の臨時議会の本会議で、岩手競馬存続のため超党派の議員が提出した岩手県競馬組合(管理者・増田寛也知事)への融資を20億円減額し277億5000万円とする2006年度補正予算案修正案を1票差で可決した。

 増田知事も本会議後の記者会見で「大変重みのある決定だ。重く受け止める。予算案は確実に執行する。競馬は存続する」と述べた。増田知事がいったんは廃止を表明した岩手競馬は一転、存続することになった。

 岩手競馬を運営する競馬組合は20日に組合議会を開き、競馬存続を前提にした2007年度の事業計画案を可決する見込み。

 ただ競馬組合自体が昨年11月、競馬事業継続には単年度の黒字化か収支均衡を条件として表明済みで、8年連続で単年度赤字が続いている岩手競馬にとってハードルは高い。

 臨時議会では、増田知事が15日の県議会で競馬組合への297億5000万円の融資案が否決されたのに伴い、岩手競馬廃止に向けた議案を提出。

 これに対し、競馬存続を望む県議も修正案を提出。競馬組合を県とともに構成し、存続を目指す盛岡、奥州両市が提示した市の負担額を計20億円積み増しする新たな案に沿った内容で、両市議会は20日以降、可決する見通しだ。

とりあえず存続みたいですが、先の見えない延命治療っぽい気がする・・・。でも存続させるならまた廃止騒ぎが起きないように頑張って欲しい・・・、無理だろうけど・・・。