石橋守降板確定・・・。


スポニチ本紙既報の通り、昨年のダービー馬メイショウサムソン(牡4=高橋成)が武豊との新コンビで仏G1・凱旋門賞(10月7日、ロンシャン競馬場)に挑戦することが正式に決まった。28日、同馬を所有する松本好雄オーナーが明らかにした。同レースには今年、牝馬で64年ぶりにダービーを制したウオッカも参戦を表明しており、新旧ダービー馬が世界最高峰レースに挑む。

 24日の宝塚記念天皇賞・春に続くG1・4勝目を狙ったメイショウサムソンだったが、アドマイヤムーンに半馬身差及ばず2着に敗れた。陣営は「勝って凱旋門賞へ」と明言しており、その動向が注目されていた。レースから4日後の28日、同馬は激戦の疲れも見せずに元気に坂路コースを駆け上がった。高橋成師から状態に関する報告を受けた松本オーナーは、凱旋門賞出走を決断した。

 また、レースでの騎乗者に関してはオーナー自身が高橋成師、石橋守武豊両騎手との間で直接話し合いを持ち、フランスでの騎乗経験が豊富な武豊が騎乗することになった。サムソンにはデビューからの18戦、すべて石橋守が騎乗してきているが、初めて乗り代わることになる。武豊は昨年、最強馬ディープインパクトとのコンビで凱旋門賞に挑み3着入線後失格という不本意な結果に終わっており、その雪辱をサムソンとのコンビで晴らすことになる。

 これで凱旋門賞には今年のダービーを制したウオッカと昨年のダービー馬メイショウサムソンが顔をそろえる。凱旋門賞に日本馬2頭が出走するのは初めて。なお、渡仏日程や凱旋門賞に臨むまでの予定などは後日、発表される。

 ▼松本好雄オーナー 宝塚記念は2着でしたが負けて強しの競馬でした。私のこれまで所有した中でメイショウサムソンは最高の馬です。最高の馬を、世界最高の舞台に、最高の騎手で臨みたい。そんな私のわがままを、みんなが理解してくれました。

噂通り豊ちゃんがメイショウサムソンに乗ることとなるようです。