両方使うんだ・・・。


 最強兄妹、初対決へ!!有馬記念(12月23日、中山)の出否が注目されていた現役最多のJRA・G1・5勝馬ダイワメジャー(牡6=上原)と、今年G1・3勝の妹ダイワスカーレット(牝3=松田国)が26日、有馬記念に向かうことが濃厚になった。長嶋茂雄・巨人終身名誉監督ら関係者600人が出席し、都内ホテルで行われた「ダイワメジャーダイワスカーレット感謝の会」で、G1・8勝を誇る最強兄妹の対決プランが明かされた。

 閉会のあいさつで大城敬三オーナーと壇上に立った社台ファーム代表・吉田照哉氏が「ダイワメジャー有馬記念に出走します。兄妹対決が実現するかもしれません」と語ると、出席者からどよめきが起きた。

 実現すれば、兄妹G1馬のG1レースでの対決はJRA史上初めて。年内で引退→種牡馬入りが決まっているメジャーは、有馬記念がラストランとなる。上原師は「マイルCSで引退という話もあったが、勝った後も馬の方はすこぶる元気。昨年3着で距離のメドも立っているので使いたい気持ちもある。ただ、安藤(勝)騎手が2頭ともに乗っているので、その点はこれから相談します」と鞍上は保留したが、有馬へ前向きに語った。

 妹スカーレットの松田国師は「使って締めくくりたい。3歳牝馬年度代表馬となれば、あり得ないことですから。先週からすでに(1F)15〜15を始めています」と語った。スカーレットについては、来春のドバイ・デューティーフリー(3月29日、ナドアルシバ競馬場)への挑戦プランも明かされた。

 最大の懸案事項は2頭の鞍上だ。兄妹ともに安藤勝のお手馬。安藤勝は「2頭には本当に感謝しています」と壇上で一礼した。大城代表は「お世話になっている安藤勝騎手に申し訳ないことはできない。男にしたいですし…。(鞍上は)もう少し時間をください」と苦しい胸の内を吐露した。

先の事や、ダイワメジャーの距離適正考えればダイワスカーレット1頭に絞る方が賢いと思っちゃうんですよね。