商業主義


 サッカー日本代表にユニホームを提供しているアディダス・ジャパン社が、一般販売用のレプリカユニホームの販売不振にてこ入れするため、人気選手の背番号をできるだけ変えないで欲しいとチーム側に要望を出している。

 同社は日本サッカー協会と1年20億円の8年契約を結び、レプリカユニホームの目標販売数を年間10万枚以上としている。しかし同社関係者によると、昨年の実績は目標の半分程度だったという。代表人気の低迷が大きな原因だが、人気選手の名前と背番号が一致しないことも影響していると見て要望に動いた。

 例えば、レプリカユニホームで一番売れているという内田(鹿島)の背番号は最近の試合で「3」「20」「6」と変わった。東京都内のあるサッカー用品専門店では、先発発表の直後から徹夜作業でユニホームに名前と背番号を入れ、翌日の開店に備えることもあるという。

 試合ユニホームの背番号は代表チームスタッフの主務(マネジャー)らが決める。最近はベテラン選手優先の傾向で中村俊(セルティック)は「10」、玉田(名古屋)は「11」で固定。実績は少ないが33歳の寺田(川崎)も「2」が定着している。一方、売り出し中の若手、岡崎(清水)は「13」か「33」、ストライカーが着る「9」はこの5試合で3人が入れ替わった。

あー、めんどくせー。(笑)