一応メモ


 日本航空日本政策投資銀行による金融危機対応のための低利融資を活用する検討に入った。最大2000億円規模の長期資金を調達する方向で国土交通省経済産業省など関係機関との調整を進めている。景気低迷で旅客需要が急減し、収入減が続けば、航空機購入など設備投資が集中する今秋以降に資金が不足する懸念があるため。調達を前倒しして十分な手元資金を確保することで、経営の安定化を狙う。

 国土交通省などとの交渉の行方によっては公的資金を使って一般企業に資本注入する新制度を活用する可能性もある。