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 北京五輪女子世界最終予選第4日(13日、マドリード)そびえ立つチェコの壁は高かった。相手の先発5人の平均身長は190センチ。敢然と立ち向かった日本は、勝機をつくりながら生かし切れない。2大会連続の五輪出場決定は持ち越しとなった。

 事前分析で「長身だが非力で少し鈍い」と判断した内海監督は、スピードを最大限に生かした積極果敢な突破を選手に求めた。大神を軸に切れ込んで相手防御の注意を散漫にする作戦で、2-7から14連続得点した。

 しかし第1クオーター終盤から不用意なプレーを連発した。頼みの矢野良がシュートを外し続けて突き放せず、息を吹き返した相手にたじろぐ悪循環に陥った。苦し紛れのシュートを強いられ、第2クオーターはわずかに5得点どまり。後半も嫌な流れを引きずった。

 ひるむことなく「気持ちの上で思い切りできる」(三谷)と挑戦者の気構えで挑戦したが、日本が10位に終わったアテネ五輪で5位に入ったチェコとの力量差は、簡単に埋められなかった。14日にキューバに勝たなければ五輪への扉は閉ざされる。前を向くしか道はない。(共同)

いやー、このチームどんなスカウティングしてるのか、とても興味あるね。チームの隅々まで内海イズムが浸透してますね。w

<女子バスケット・北京五輪世界最終予選:チェコ76-64日本>◇13日◇代表決定戦◇マドリード

 チェコに敗れ、五輪出場決定がお預けになった日本女子代表の内海知秀監督は「ノーマークで打ったシュートがあれだけ外れると痛い。矢野と三谷の得点が伸びないと勝てない。足もぴたっと止まった」と悔やんだ。

 また小磯典子は「第2クオーターぐらいから(相手を)よける形になった。攻撃が単発になり、シューターの視野も狭くなった」と試合を振り返っていた。

確かに数字的にはダメダメでしたがコレは昨日の意趣返しですか?w