新潟サイドの切実な願い?
多分要約すると、矢代さん、岩村さんお願いだから引退とか考えないでって話でしょ。
女子バスケの日本最高峰、社会人のWリーグの新チームが、今春にも新潟に初めて誕生する。名門・日本航空が新潟に本拠地を移すのだ。1月中旬には新潟市内で公式戦が行われ、今季無敗だったJXから勝利をつかんで詰めかけた多くのファンらを喜ばせた。女子チーム誕生への期待はさらに高まった。160センチのガード、山田未来がガッツあふれる守備でボールを奪うと、岩村裕美主将が機械のように正確なシュートでネットを揺らす。大事な場面では、元日本代表の矢代直美がリバウンドに飛びついて流れをつなぎとめた――。日本航空は、今季無敗だったJXとの2連戦の初戦で勝利をもぎ取り、新潟のファンに存在を印象づけた。
1月15、16日にあったイベントには、男子プロのbjリーグのブースター(ファン)らも、来季「我が街」にやってくる日本航空の選手を応援しようと両日ともほぼ満員の約3千人が詰めかけた。日本航空が所属するWリーグの観客数は、1会場あたり1日平均で約1200人にとどまるだけに、会場の熱気はWリーグ関係者を驚かせた。
この両日は、社会人のWリーグと、プロのbjリーグが全国で初めて同じ会場で公式戦を同時開催した。
イベントの成功はチーム立ち上げへ弾みをつけた。県バスケットボール協会の大滝和雄理事長は「観客を楽しませる術は、日本リーグには足りない。プロのbjリーグの成功例がある新潟では連携もしやすく、全国に向けて地域に根ざす女子チームの好例を示せるのではないか」と話す。
もともと新潟は、バスケットが盛んな土地だ。県全体の競技人口はサッカーよりも多い1万5307人(2009年度)。小学生のミニバスケットボールの競技人口は、全国で8番目に多い5642人で、男女比もほぼ同じ。県ミニバスケットボール連盟の七宮晃理事長は「バスケットボールは、見て学ぶことも多い。男子だけでなく、女子のトップレベルの試合が身近になることや、クリニックの開催など、メリットは多い」と期待を寄せる。
bjリーグ関係者も、女子チーム誕生を歓迎している。bjリーグのブースターは、若い女性や家族連れのほか、後援会などを立ち上げて支える中高年の男性も多い。一方Wリーグには、選手にあこがれる女子高校生ファンが多い。bjリーグの新潟アルビレックスBBの日野明人社長は「イベントでWリーグの根強い人気を目の当たりにした。まだまだ新たなファンの開拓ができるのではないかと、希望も持てた」と話す。
■春にも譲渡成立、降格なら影響の懸念
日本航空の女子バスケチームは1967年、客室乗務員の同好会として結成し、81年に「JALラビッツ」として本格的に活動をスタートした。
日本代表選手を擁して臨んだ2004年には、全日本総合選手権(オールジャパン)で初優勝した。今季もアテネ五輪経験者の矢代や、10年の世界選手権代表の高橋礼華ら注目選手が所属する。新潟では公式戦のほか、子どもを対象にバスケ教室も開催してきた。 しかし、日本航空の経営破綻(はたん)をうけて昨年、廃部が決まり、bjリーグの新潟アルビレックスBBに出資するNSGグループへの譲渡が決まった。早ければ4月にも譲渡が成立する見込み。チームの詳細はまだ決まっていないが、企業に頼るチームではなく、地域密着のクラブ型のチームを作る方針だ。
期待が高まる一方で、課題もある。現在日本航空が所属しているのは、日本リーグ上位8チームによる日本の女子バスケ最高峰リーグ。日本航空は、日本代表選手も活躍する人気チームだが、新潟に譲渡される際、現在のメンバーがそのまま新潟に来てくれるかどうかは不透明だ。戦力が落ちてリーグ最下位になると、下部リーグの「W1リーグ」1位チームとの入れ替え戦が行われ、敗れると降格となる。
下部リーグ落ちになると、人気や観客動員に影響が出ることも懸念される。地元が支える地域密着型のチームとして生き残ることができるかどうか問題になる。(高岡佐也子)
つーか何2シーズン先の降格なんて気にしてるんだか・・・。4強望むのは厳しいけど入替戦は普通にやれば回避できるチームですよ。
それとも朝日新聞様的予測としては新潟の民間人は2部落ちなんてしたらそんなもん見限るよということなんでしょうか?w
このご時勢に河内さんのご英断で全体移籍の受け入れ先として名乗りを上げてくださった新潟の関係者の方々には本当にありがたいなと思うわけです。日本航空が廃部を決めた時点でバラバラになるだろうなと思っていましたから。
そしてこのチームでやっていくには今までとは正反対の地域密着という概念を常に頭に入れてやっていかないといけないわけですから心機一転頑張って欲しいですね。
ただ私個人としては宗教上の理由でアルビレックス新潟なんて名乗るチームは死んでも応援は出来ないんで・・・。www